今日は もういっちょ、 いってみよう。

 「シマオ」のことを話します。


 シマオは、お外にいる、オスの野良猫くんです。我が家だけの呼び方ですが、シマオと呼んでいます。
 決してカワイイとは言いがたい風貌で、いかにもふてぶてしく、コワモテですが、ぶっといシマシマのしっぽをぶらさげて歩く後姿がちょっとオマヌケな感じがして、そこに私はカワイイものを感じて、ひそかに「シマオ」と呼んでいました。
 
 シマオは、白地に茶トラのブチ模様の、去勢していないオス猫です。第一印象は、「凶暴」。窓辺に小町やぬっくんが座っていると、下から網戸越しに跳びかかってきて、ウ~だのフーだのシャーだのが始まります。だから私はシマオが我が家の庭にやってくると、正直「困ったな~」な気持ちでした。

 でっかい顔のシマオ。去勢してないオス猫ならでは顔なのでしょうか、よくわからないのですが顔がデカイ。おにぎり顔。顔がデカイくて存在感もデカイので大きな猫だと思い込んでいましたが、近くでみると意外と小ぶりで、見た目の印象とは全然ちがう高いカワイイ声で鳴くのでびっくりしたことがあります。時々外で出会ったのですが、私には攻撃や威嚇をしてくるわけではなく、さささーっと逃げてちょっと止まり、ちらっとこちらを振り向いて、可愛い高い声で「ニャー」と鳴く。そんなシマオを見て、思った。シマオはいかにも強そうで人なんか寄せつけなさそうに見えるけど、実は人が好きなんじゃないの?と。もともと誰かの飼い猫だったという話も聞きましたが、あてにならない噂話ですから本当のところはよくわかりません。

 そんなシマオ、美鈴を家に入れた後の5月頃から見かけなくなっていました。メスを求めてさまよっているのかな、そんなふうに思っていました。

 そのシマオが最近、まったく違う猫のような姿になって現れました。ガリガリに、痩せこけているのです。前はいかにも強そうだったのに。弱弱しくなって。春まではでっかい顔だったのに、小さな顔になっていました。体も、痩せこけて小さくなり、まるで仔猫のようでした。でもあの模様、あの顔、あのしっぽは、間違いなくシマオでした。

 病気なのだろうか。長い間ろくなものを食べられなかったのだろうか。近所では、野良猫が嫌いで「どくだんご」なるものを庭に置くお宅もあると聞いたことがあるから、そういうものを食べてしまったんだろうか。猫が野良猫として今の世の中を生きていくのは、とても厳しいのだなと思います。
 この間は近所の人が「ギャー」とものすごい声をあげて、痩せこけたシマオを追い払っていた。開いていた窓や玄関から勝手に家に上がりこんだのか、それともそのお宅の飼い猫に跳びついたのか、事情はよくわからないけれど、ものすごい声でどなられ、追い払われていたシマオ。ちょっと切なかった。

 シマオ、君もきっと本当はかわいい子なんじゃないかと思う。
 シマオにだって無条件に可愛い仔猫だったときがあったんだ。
 そしてもしかしたら、やっぱり人間に可愛がられたときがあったんじゃないかなと今の君を見てると想像できるんだ。
 
 でも、そんなこと言ってる私も、オマエに何にもしてやれない。責任もてない。ごめんシマオ。ごめん。
 
 もしシマオが本当に飼い猫だったとしたら、この姿をその飼い主に見て欲しいと思う。なにか感じるだろうか。それとも何も感じないのだろうか。こんなになって、気持ち悪いと思うのだろうか。もし見かけても知らんぷりをするのだろうか。近寄ってきても家に入れないのだろうか。


 こんなことをこんなところで私がほざいたところで君を取り巻く環境は何も変わらないし、君の役に立つわけでもないけれど、私は私のために、君のことを書いておこうと思った。

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 このシマオが先日我が家のウッドデッキにやってきて、ガラス窓越しにウチの子たちとにらみ合いになりました。
 にらみ合いと言っても、ウ~ウ~と唸ってるのはウチの子たちと美鈴のほうで、シマオは弱弱しく近づいてきただけのように見えました。
 ぬっくんは軽く 「ウ~」
 小町はもう少し警戒して「ウ~!」
 そして美鈴は・・・「ウ~ウ~ウニャニャニャ、ギャーーーーーーーーーッッッ!!!!!」
 美鈴はまるで「あたし噛まれた!なにすんのよ~!」みたいに騒ぎ(実際は窓を開けてないのでなにもされていません)、パニックのようになり、となりにいた小町とぬっくんと もみくちゃになり、3ニャンとも「これでもか」ってくらい毛を逆立ててシッポはタヌキのようになり、小町が2階へダッシュ、遅れて美鈴も2階へダッシュ、ぬっくんはそんな美鈴を追いかけダッシュ、小町と美鈴が階段の途中で出会ってシャー、小町が1階へ避難し、美鈴はしばらく2階から降りてきませんでした。

 ここまで大騒ぎになったことはなかったので、はぁ~、びっくりした。窓閉まっててよかった。

 美鈴が外にいるシマオに対してあんなに怒って、そして怖がってパニックになったのを見て、今、美鈴がうちの子たちと一緒に暮らしていけていることがとても不思議な気がしました。

 このことがあってから、美鈴はちょっと神経質になっています。小町やぬっくんが近くを通っただけで、「シャー!」と言って猫パンチしようとします。こわい、近づかないでと言っているのか?
 ぬっくんはあまり気にする様子もなく、のびのびやっているので大丈夫だと思うのですが、小町のストレスにならないかがちょっと気がかりです。小町、実は一昨日から左目から目やにが大量に出て、左目を大きく開けにくい状態です。受診したところ、結膜炎とのことでした。眼球に傷は見当たらないそうです。でかけている間に美鈴に猫パンチされた?ぬっくんとプロレスごっこしてかすっちゃった?それともストレス?わかりませんが、小町の様子を見守っています。
 美鈴も、神経ずぶとそうに見えて意外と繊細。極端に怖がり、騒ぎ、ひとりで怒ってます。よくみると、ぬっくんや小町に猫パンチはしようとはしますが腰は引けているし噛み付いたりはしないので、流血騒ぎにはならずに済んでいます。(人間にはひたすら甘えん坊です。怒ったりはしません。)

 こんな美鈴ですが、どうぞよろしくお願いします♪(←我ながらムリヤリなアピールだな)
えーと・・・単独飼いなら間違いなく、うまくいく子だと思いますよ!(^^;)(^^;)
(先住猫がいる場合は、賭け、かな?・・・はぁ~っ。汗。)
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 小町の結膜炎の左目は、だいぶよくなりました。よかったよお。
 最近、病院に連れて行ったり、抱っこ苦手なのにムリヤリ捕まえて目薬さしたりしていたので、ここ3日間ほど
昼間はこんなところに(ベッドとベッドの隙間に)隠れていました。(でもお腹がすく夕方になると出てきます^^)
 こまちぃ~、そこ、せまくない?それに、ほこりっぽいよ~(><)

 そして美鈴は…

 
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ギロリン☆
 こんなの、してます。
 つづきは次回 (^^)/
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美鈴が エリザベスカラーをしている そのワケは
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これ。これを舐めてしまうからなんです。
 以前書いたもの→ (Click!)
 かさぶたクンが取れそうで、ちっとも取れない。そこで2回目ワクチン接種のついでに動物病院の先生に診てもらったところ、「これは取っちゃったほうがいいでしょう」とのことなので、取ってもらいました。
 かさぶたになっていた時は気にする様子もなかった美鈴でしたが、取ってみたら皮膚とかさぶたがくっついてたところの傷口が気になるようで、ベロベロ舐めてしまう。薬を塗っても舐めてしまうし、透明の液体が出てくるほど舐めてしまう。
 そんなわけで、エリザベスカラーをさせることに。
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「メガホンに、首つっこんじゃった!」 ようにも見え
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こうすると 花嫁さんのベールのようにも見える
 
 昨日、予想外の出来事がありました。お外にいた美鈴の子どもの話です。続きは、次回(^^)/